アオゾラペダル。

自転車日記です

#310 富山湾岸サイクリング2023(3)トラブル連発

第四エイド「富山」到着(76.3km地点)

エイドは富山競輪場を使用。今回もレース場を走らせてもらえたが喜んでいる声が前後から聞こえてくる。初めて走る人(たぶん遠くから遠征してきてる人)に参加してよかったと喜んでもらえてる、よい演出だなと改めて思う。

しかし観客席には目が血走ったおじさんたちがぎっしり入っててギョッとした。

各テーブルにはモニターがあり、たぶん画面越しに他の競輪場のレースを見てるのだろう。ちょっと怖いw

ここで昼飯。とんかつ弁当。

カロリーある食事がありがたい。
湾岸は毎回しっかりとした食事を出してくれるのでうれしい。

あともう少しで射水…そこから折り返しで追い風だ…向かい風から解放…

食事しながら頭がぼーっとしている。

 

 

 

… … … 。

 

 

 

 

帰りたいw

 

このエイドも食べ終わったらすぐに出発。

富山から射水まで11km。ひとふんばりの距離ではある。足がおぼつかないが18~20キロ程度の一定の速度を維持してペースを崩さずとにかく射水まで走り切る。

射水まで行けば折り返して追い風になるはずだが、一抹の不安はネタの神様が風向きを変えて帰りも向かい風になるような気がしてならない…(--;)

 

第五エイド「射水(いみず)」到着(87.1km地点)

長い長い区間の向かい風。かなり苦しかったがようやく西の折り返し地点まで到着した。(><;)

自転車を降りるときにフラフラになった足が思った以上にあがらなくてパンツがサドルの先端に引っかかって立ちごけ。走ってないところの芝生の上なのでたいした事はないが左ヒジと左ヒザにケガ。

足が上がらないなら車体寝かせてサドルの位置下げて降りようw

(痛みより先にはずかしい)

このエイド恒例の補給食かりんとう饅頭が好き。かりんとう生地の固い皮と餡がよく合う。ピンク色いのは富山名産鱒ずしの一口サイズ版。

 

折り返しから待望の追い風。心配してた風向きはそのまま。ε-(´∀`*)ホッ

吹きっさらしの海岸線を強風向い風の中ひたすら60km以上走るってどんな自虐プレイなんだよっwww

って思いながらここまで走ってきたが、追い風になって28~30kmの程よい速度の巡行で気持ち良く走れた。これだよこれ!湾岸サイクリングを走る醍醐味は!

 

しかし、何分にもすでに売り切れてしまっている足はそう長くは続かない。

ゆっくり休みながら走ったり、飛ばしたり繰り返して走る。

 

ペダルが何かに当たってカチカチと音がする。携帯空気ポンプのハンドルを固定していたテープが経年劣化ではがれてハンドルが伸びていた。

(この写真はゴール後に撮ってます)

 

なんか黒いパーツとれてる…壊れた?

今は何も考えられない。面倒くさいのでこのままジャージのポケットにつっこむ。

 

 

第六エイド「滑川(なめりかわ)」到着(109.1km地点)

提供はしろえびせんべえとソイジョイ

エイド食いただきに歩く左足に違和感を感じ、足元を見てみるとシューズの靴底が外れかかってる!?Σ(・□・;) 初めてロードバイクを買ったときにいっしょに買ったビンディングシューズ。もう10年近くになる?長く使ってきた。寿命だな。(--;)

そうは言ってもこれは何とかしてかおかないとまずい。これでは走れない。

普段から持ち歩いている物なのかはわからんが、テーピングで「かかと」から「足先」まで靴の上からぐるぐる巻きにしてもらおうとメカニックスタッフを探すが…

その前にむなしくあっさりと取れた…orz

エイドのごみ捨て場に捨てようかと思ったが今日筆おろししたばかりのおニューのクリートが付いてるし、これも靴底をジャージのポケットに入れる。

ここから右足SPD-SL、左足フラぺ。(-ω-;)ウム

 

 

走りずらいのでペース落として単独走でマイペースに走っていたが、気がつけば一人自分の後ろについていた。

しばらく走っていると何か軽い物が落ちたような音が聞こえ、その後ろ走ってる人から「落としましたよ!」と叫ばれる。

何か落とすようなものあったっけ?と思ったらサドルにつけてた泥除けだった。

追い越される時にお礼は言ったが、その人はあっという間にはるか先へと行ってしまう。

外れた泥よけつけようとするが疲れきってるから雑な作業になってどうしてもうまくつけられない。なんかもう何も考えられない。

適当につけてまた気づかずに落として無くすのもいやなのでこれもジャージのポケットに突っ込んだ。

作業中、下の道を高速トレインで走り抜ける集団が横目に入る。

あれ道間違えてる?どこから間違えてた?

幸いにも近くに階段があったので歩いて下りてすみやかに本線復帰w

しかし自分の後ろをついてきて、落下を教えてくれた親切な人はどこでコースアウトに気づくだろうか…(¯―¯٥)

 

 

 

 

 

 

 

 

……アディオス!(TдT)ゞ (笑)

 

晴れて海を眺める景色がきれい。富山湾岸サイクリングを象徴する景色はやっぱりこれだよな。

いよいよ大詰め。あとはひたすらゴール黒部目指して走るだけ。

景色は良いし、残り時間が気になりつつもマイペースに走れて純粋にサイクリングを楽しめた時間帯だった。

追い風の中、心肺にちょうどいい感じに負荷がかかり気持ちいい。

ここ数年やってなかったいい有酸素運動ができてる「燃えよ体脂肪!」

 

しかし尻が痛いし、両足ふくらはぎはずっと油断すると攣りそうだし、立ちごけして打った左ひざも痛み増してきてるし、片足フラぺだし4重苦!

こんなイベントではなかったはずだが…というくらいに満身創痍になった。

 

 

 

そしてゴール!

ゴール「黒部」126.5km地点

ゴールのエイド食ふるまい鍋(黒部名水ポーク鍋)は売り切れでもらえなかった。

写真は火影さんから拝借したやつ。

 

今日は朝の3時前から活動していて食事が足りない。

悔しいので会場に出ていたキッチンカーからカレーを購入。辛さはほどほどだが刻んだハラペーニョが入ってて噛んだときにその刺激がおいしかった。

今日一日大活躍だったレインジャケットはチェーン汚れみたいな黒い汚れがいっぱいついていた。何時ついた何の汚れだ?

雨天走行で「てる坊」もすごい汚れた。今日一日いっしょに戦ってきた相棒感がある。

先にゴールしてた火影さんが待っていてくれて久しぶりに会う。

何年振りの再会だろうか。

カレー食ってる間しゃべっていたが会場閉まる時間が近づいてたので解散。

 

車もどって私服に着替えるが脱いだジャージのポケット…

なんだこりゃ?(^^;





 

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